輸入から自社製造まで――
麦芽の可能性を広げます
当社は、1919年創業の英国・Thomas Fawcett & Sons社から高品質な麦芽を仕入れ、国内で販売しています。
同社は、フロアモルティング製法や伝統的な品種を用いた麦芽づくりを継承しつつ、最新技術を融合させることで、安定した品質と独自の個性を持つ麦芽を提供していることが特長です。
さらに、2027年には北海道で国産麦芽の製造・販売を開始する予定であり、今後も多様なニーズに応える体制を整えています。
Thomas Fawcett & Sons社
伝統×革新
Thomas Fawcett & Sons社は、1809年創業の英国老舗モルトメーカーです。
8世代にわたり家族経営を続けながら、
英国でも希少となったフロアモルティングを現在も継承しています。
効率重視の大量生産ではなく、時間と手間をかけることで、麦芽本来の香りや旨味を最大限に引き出す。
その伝統的な製法は、世界中のクラフトブルワリーや蒸留所から高い評価を得ています。
その一方で最新の設備を導入したモダンモルティングや品質管理も行っており、伝統を守りながらも革新を続けるモルトメーカーです。
多様なニーズに応える高品質モルト
Thomas Fawcett & Sons社では、英国産大麦を厳選使用し、ベースモルトからクリスタルモルト、ローストモルトまで、幅広いラインナップを展開しています。
最近は伝統品種であるゴールデンプロミスやマリスオッターなどを安定供給できる体制も構築しており、独自の味わいを求める蒸留所・醸造所に喜ばれています。
また、小回りの利く生産体制を活かし、複数種類の混載や細かなニーズへの柔軟な対応が可能です。
「汎用的な原料供給」ではなく、蒸留所・醸造所ごとの個性や理想の味づくりに寄り添うこと。それこそが、同社の大きな魅力です。
樽・酵母まで含めたトータル提案
麦芽は、味づくりの出発点のひとつです。
最終的な酒質は、酵母、発酵設計、熟成樽、焼き加減など、さまざまな要素の組み合わせによって形づくられます。
有明産業では、長年培ってきた樽製造・熟成提案の知見を活かし、麦芽・酵母・樽を組み合わせたトータルサポートを行っています。
「どんな味わいを目指したいか」という構想段階から、最適な原料・熟成提案をご一緒に設計いたします。
有明産業は、原料・樽熟成を通じて、日本のお酒造りに新たな価値を生み出すことを目指しています。
現在は、北海道産原料を用いた国産麦芽製造プロジェクトも進行しており、日本ならではのテロワールを活かした新たな挑戦にも取り組んでいます。
蒸留所・醸造所それぞれが目指す理想の味わいに寄り添いながら、これからも“ものづくり”の現場を支えてまいります。